4. Androidを管理する

4. Androidを管理する

4.5.2. デバイスの詳細情報を確認する

「デバイス一覧」画面でデバイス名をクリックすると、デバイスに関する詳細情報が表示されます。

1.「デバイス一覧」画面を表示し、詳細情報を確認したいデバイス名をクリックします。

4.5.1. 「デバイス一覧」画面を表示する


詳細情報の画面が表示されます。

2. 確認したい項目をクリックします。


以下の詳細情報が表示されます。

詳細情報の概要

表示される内容の詳細は、「参照先」を確認してください。

項目 表示される詳細情報 参照先
利用者 利用者登録時に入力した利用者情報が表示されます。 利用者詳細情報
デバイス デバイスのキャリア情報、OSのバーション、各種設定情報などが表示されます。 デバイス詳細情報
リモート設定 デバイスに適用されているリモート設定のポリシー名および適用時間が表示されます。 リモート設定情報(レガシーMDMの場合)
機能制限 デバイスに適用されているポリシーの設定内容が表示されます。 機能制限設定情報
適用ポリシー デバイスに適用されているポリシーが表示されます。 適用ポリシー(AEの場合)
アプリケーション デバイスにインストールされているアプリケーションの一覧が表示されます。 アプリケーション一覧
位置情報 デバイスが取得した位置情報が表示されます。 位置情報

利用者詳細情報

「利用者情報登録」画面で登録した利用者情報が表示されます。

2. 利用者情報を登録・変更する

項目の説明

項目 説明
氏名 デバイスの利用者名が表示されます。
電話番号 デバイスの電話番号が表示されます。
社員番号 利用者の社員番号が表示されます。
部署名1~4 利用者が所属する部署名が表示されます。
任意1~4 利用者登録時に入力した「任意1~4」が表示されます。
GooglePlayストアアカウント名 Playストアの管理ユーザー名が表示されます。

ボタンの説明

ボタン 説明
利用者情報変更 利用者情報を変更します。

2. 利用者情報を登録・変更する

デバイス登録削除 デバイス登録を削除します。

・OS11以降の場合は、デバイス登録削除ボタンを押下するとリモートワイプされます。

正規SIM登録 SIM変更検知設定ポリシー適用中で正規SIMと異なるSIMカードを検知した際、検知したSIMカードを正規SIMとして登録します。

正規SIM登録ボタンを押下

パスワードリセット 遠隔操作で、デバイスに設定されているパスワードをリセットします。
リモートロック 遠隔操作で、デバイスをロック状態にします。
ロック解除 遠隔操作で、デバイスのロック状態を解除します。
外部メモリ消去 遠隔操作で、デバイスに挿入されている外部メモリ(microSDなど)のデータを消去します。デバイスに搭載されている内部メモリがある場合は、そのデータも消去されます。
リモートワイプ 遠隔操作で、デバイスを初期化します。デバイスに外部メモリが挿入されている場合は、そのデータも消去されます。

デバイス詳細情報

デバイスのキャリア情報、OSのバーション、各種設定情報などが表示されます。

管理者によるデバイス情報の変更はできません。

項目の説明

項目 説明
デバイス情報の収集日時 デバイス情報を収集した最新日時、およびステータスを表すアイコンが表示されます。

4.5.3. デバイスのステータスアイコンの見かた

モデル名 機種名が表示されます。
製造番号 端末の製造番号(シリアル)が表示されます。

・デバイスの機種・OSバージョンにより製造番号情報が取得できない場合がございます。
・製造番号情報が取得できない場合は空白で表示されます。
SIMキャリアのネットワーク SIMの通信事業者が表示されます。
現在のキャリアのネットワーク 現在契約中の通信事業者が表示されます。
ICCID(SIMカード番号) SIMに付与されているカード番号が表示されます。
Android OSバージョン デバイスに搭載されているAndroid OSのバージョンが表示されます。
Android Enterprise Fully managed device、Work profile、COPEのうち、どのモードでデバイスを管理しているかが表示されます。

Android Enterpriseを利用している場合に表示されます。

Googleアカウント デバイス内のアカウントに設定されているGoogleアカウントが表示されます。

Android Enterpriseを利用している場合に表示されます。

Wi-FiのMACアドレス/UUID Android OS 5以前の場合は、Wi-Fi機器のMACアドレスが表示されます。

Android OS 6以降の場合は、MDMにより任意で付与されるUUIDが表示されます。

BluetoothのMACアドレス BluetoothのMACアドレスが表示されます。
IMEI(携帯端末識別番号)/エージェントID 携帯端末に付与されている識別番号、またはSPPM Agent for 3.0が発行するエージェントIDが表示されます。

・デバイスの機種・OSバージョンによりIMEI情報が取得できない場合がございます。
・IMEI情報が取得できない場合は空白で表示されます。
登録固有のID(IMEI代替ID) 本項目はデバイス種別がWork profileもしくはCOPEの場合のみ表示されます。FMDの場合本項目は表示されません。
Android OS12以降でWork profileもしくはCOPEでデバイス登録した場合、IMEI情報が取得できないため、代わりに端末を一意に識別できる32桁のIDを表示します。
・Android OS11以前のWork profileもしくはCOPEの場合は、IMEI情報が取得可能なため本IDは発行されず画面上は空白が表示されます。
・Android OS11以前でWork profile OS11以前でWork profileもしくはCOPEでデバイス登録した端末をOS12以降にアップデートした場合も本IDは発行されず画面上は空白が表示されます。
C2DM/GCM C2DMまたはGCMが有効か無効かが表示されます。
APN 管理対象デバイスがデータ通信に使用するアクセスポイントの名称や、利用状況が表示されます。
ビルド番号 デバイスのビルド番号が表示されます。
エージェントバージョン SPPM Agent for 3.0のバージョンが表示されます。

ボタンの説明

ボタン 説明
最新情報に更新 画面に表示されているデバイス情報が、最新の状態に更新されます。

リモート設定情報(レガシーMDMの場合)

デバイスに適用されているリモート設定のポリシー名および適用時間が表示されます。

機能制限設定情報

デバイスに適用されているポリシーの設定内容が表示されます。
ここでは、レガシーMDMの場合について説明します。

Android Enterpriseを利用する場合は、表示される項目が異なります。各項目の詳細については、以下を参照してください。

・Fully managed deviceの場合:「4.6.2. ポリシーを作成する(AEの場合)」>「制限-機能」>「項目の説明(Fully managed deviceの場合)

・Work profileの場合:「4.6.2. ポリシーを作成する(AEの場合)」>「制限-機能」>「項目の説明(Work profileの場合)

項目の説明-パスコード

項目 説明
設定義務化 デバイスに対して、パスコードの設定を義務付けているかどうかが表示されます。
パスコードの種類 パスコードとして設定できる文字の種類が表示されます。
最小のパスコード長 パスコードの最小文字数が表示されます。

項目の説明-デバイス制御

項目 説明
カメラの使用 カメラの使用が許可されているかどうかが表示されます。
Wi-Fiの利用 Wi-Fiの利用が許可されているかどうかが表示されます。
Bluetoothの利用 Bluetoothの利用が許可されているかどうかが表示されます。
外部メモリの使用 外部メモリ(microSDなど)の使用が許可されているかどうかが表示されます。
テザリングの利用 テザリングの利用が許可されているかどうかが表示されます。

項目の説明-データ消去設定

この項目は、パスコードの設定を義務化した場合に有効になります。

項目 説明
ローカルロック ローカルロックが設定されているかどうかが表示されます。
外部メモリ消去 外部メモリ消去が設定されているかどうかが表示されます。
ローカルワイプ ローカルワイプが設定されているかどうかが表示されます。

項目の説明-GPS設定

項目 説明
位置情報 位置情報を取得するかどうかが表示されます。
Wi-Fi/モバイル接続時の位置情報の義務化 Wi-Fiまたはモバイル通信接続時に位置情報の取得を義務化しているかどうかが表示されます。
GPS機能の義務化 GPS機能の利用を義務化しているかどうかが表示されます。

項目の説明-その他

項目 説明
ポーリング間隔時間 管理サイトとデバイスが同期する時間の間隔が表示されます。

適用ポリシー(AEの場合)

デバイスに適用されているポリシーが表示されます。

項目 説明
ポリシー名 ポリシー名が表示されます。

・クリックすると、「ポリシー変更」画面が表示され、ポリシーを変更できます。

ポリシー区分(対象) 通常ポリシーかデフォルトポリシーかが表示されます。
説明 ポリシーを作成した際に入力した説明が表示されます。
適用指示日 ポリシーの適用指示日が表示されます。

アプリケーション一覧

デバイスにインストールされているアプリケーションの一覧が表示されます。

管理者によるアプリケーション情報の変更はできません。

項目の説明-表示条件

項目 説明
ポリシー違反
起動許可
起動禁止
表示したいステータスにチェックを入れます。
チェックを入れたステータスのデバイスのみが一覧表示されます。

・ステータスが「ポリシー違反」となっているアプリケーションを、管理者が遠隔操作で削除することはできません。ただし、違反アプリケーションがポストインアプリの場合は、対象デバイスにアンインストール指示を行えます。

表示件数 1画面に表示される最大件数を、「25件」「50件」「100件」の中から選択します。

項目の説明-アプリケーション一覧

項目 説明
アプリケーション名 アプリケーション名が表示されます。
パッケージ名 アプリケーションのパッケージ名が表示されます。同じパッケージ名の場合は、アプリケーションがまとめて表示されます。
バージョン アプリケーションのバージョンが表示されます。
プリインストール デバイスにあらかじめインストールされているアプリケーションの場合に、「◯」が表示されます。
起動回数 デバイス登録後に、デバイスでそのアプリケーションが起動された回数が表示されます。

位置情報

デバイスが取得した過去20件分の位置情報が表示されます。
地図上ピンマーク内の数字が小さいほど直近の位置を示しています。
また、地図上のピンマークをクリックすると、位置情報を取得した日時と緯度経度が表示されます。
「位置情報履歴CSV出力」ボタンを押下すると位置情報を取得した日時と緯度経度の一覧を出力できます。

  • 管理サイトの位置情報の画面は、直近24時間で取得した位置情報を最大で100件地図画面に表示します。表示される位置情報とその条件は以下の通りです。
    条件 表示される位置情報
    直近24時間の位置情報が20件未満 最新20件の位置情報
    直近24時間の位置情報が20件以上100件以下 直近24時間の位置情報
    直近24時間の位置情報が100件を超過 最新100件の位置情報
・位置情報はあくまでも目安として利用してください。実際の位置とは異なる場合があります。

・位置情報を取得するには、位置情報を取得するためのポリシーをデバイスに適用しておく必要があります。ポリシーの詳細は「4.6. デバイスに適用するポリシーを管理する」を参照してください。

・ポリシー登録時に位置情報の取得間隔「しない」を選択している場合は、ポリシーを適用した後に「位置情報取得」ボタンをクリックすると、位置情報が取得されます。

・デバイスの位置情報サービスが有効になっている必要があります。GPSのみオンになっていると、屋内では位置情報を取得できない場合があります。位置情報を取得しやすくするためには、デバイスの「設定」-「位置とセキュリティ」をタップし、「Wi-Fi/モバイル接続時の位置情報」と「GPS機能を使用」にチェックを入れてください。Android OS 9以降では、「Google位置情報の精度」を有効にしてください。

・同じ場所にいて位置情報が変わらない場合、地図上のピンマークは1つのみ表示され、吹き出し内の位置情報取得日時は最新情報が表示されます。

・2018年以降に発売されているデバイスが位置情報サービスの推奨機種です。

TOP