アプリカタログは、MDMで管理されたアプリケーションをデバイス側の操作でダウンロードできるカタログ(Webクリップ)を提供する機能です。
利用者は、デバイスからアプリカタログにアクセスし、アプリカタログに表示されているアプリケーションをダウンロードして、インストールできます。
アプリカタログに表示するアプリケーションは、管理者が事前にManaged Appsで設定します。
アプリカタログ利用にあたっての留意事項
- アプリカタログはWebクリップで提供するため、Webアクセス規制やアプリケーションの表示にかかわる制限など、Webクリップに関する機能制限の影響を受ける点に注意してください。
- アプリカタログは、iOS 9以降のデバイスに対応しています。
- 機能制限プロファイルで、「JavaScriptを有効にする」の機能を無効にした場合、アプリカタログが利用できなくなるため、注意してください。この現象は、iOS 11以降で発生することを確認済みです。
アプリカタログ管理の流れ
アプリカタログを設定してデバイスにアプリケーションを配布し、管理する流れは、以下のとおりです。
(アプリケーションを準備する) |
アプリカタログに表示するアプリケーション(エンタープライズApp/App Storeアプリ/購入済Appアプリ)を準備します。 |
①アプリカタログに表示するアプリケーションを設定する |
アプリカタログに表示するアプリケーションを登録し、アプリカタログを表示するデバイスを選択します。
表示方法や、対象デバイス、適用スケジュールを設定します。 |
②アプリカタログ利用者のIDとパスワードを作成する |
利用者がアプリカタログを利用する際に必要なログインユーザ(IDとパスワード)を作成します。
ログインユーザは、ID管理サービスで作成します。 |
③アプリカタログの基本情報や表示方法を設定する |
アプリカタログの基本情報や表示方法を設定します。
アプリカタログ名やアイコン、ログイン有効期限、表示方法や対象デバイスを設定します。 |
④アプリカタログのアプリケーション表示順を設定する |
アプリカタログに表示する初期表示タブとアプリケーションの表示順を設定します。
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⑤デバイスでアプリカタログを利用する |
デバイスでアプリカタログにログインし、アプリカタログからアプリケーションをインストールします。
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⑥アプリカタログを解除する |
デバイスからアプリカタログを解除(アンインストール)します。
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