3. iOSを管理する

3. iOSを管理する

3.10.1. アプリカタログの概要

アプリカタログは、MDMで管理されたアプリケーションをデバイス側の操作でダウンロードできるカタログ(Webクリップ)を提供する機能です。
利用者は、デバイスからアプリカタログにアクセスし、アプリカタログに表示されているアプリケーションをダウンロードして、インストールできます。
アプリカタログに表示するアプリケーションは、管理者が事前にManaged Appsで設定します。

アプリカタログ利用にあたっての留意事項

  • アプリカタログはWebクリップで提供するため、Webアクセス規制やアプリケーションの表示にかかわる制限など、Webクリップに関する機能制限の影響を受ける点に注意してください。
  • アプリカタログは、iOS 9以降のデバイスに対応しています。
  • 機能制限プロファイルで、「JavaScriptを有効にする」の機能を無効にした場合、アプリカタログが利用できなくなるため、注意してください。この現象は、iOS 11以降で発生することを確認済みです。

アプリカタログ管理の流れ

アプリカタログを設定してデバイスにアプリケーションを配布し、管理する流れは、以下のとおりです。

(アプリケーションを準備する) アプリカタログに表示するアプリケーション(エンタープライズApp/App Storeアプリ/購入済Appアプリ)を準備します。
①アプリカタログに表示するアプリケーションを設定する アプリカタログに表示するアプリケーションを登録し、アプリカタログを表示するデバイスを選択します。
表示方法や、対象デバイス、適用スケジュールを設定します。
3.10.2. アプリカタログに表示するアプリケーションを設定する
②アプリカタログ利用者のIDとパスワードを作成する 利用者がアプリカタログを利用する際に必要なログインユーザ(IDとパスワード)を作成します。
ログインユーザは、ID管理サービスで作成します。
3.10.3. アプリカタログ利用者のIDとパスワードを作成する
③アプリカタログの基本情報や表示方法を設定する アプリカタログの基本情報や表示方法を設定します。
アプリカタログ名やアイコン、ログイン有効期限、表示方法や対象デバイスを設定します。
3.10.4. アプリカタログの基本情報や表示方法を設定する
④アプリカタログのアプリケーション表示順を設定する アプリカタログに表示する初期表示タブとアプリケーションの表示順を設定します。

3.10.5. アプリカタログのアプリケーション表示順を設定する
⑤デバイスでアプリカタログを利用する デバイスでアプリカタログにログインし、アプリカタログからアプリケーションをインストールします。

3.10.6. デバイスでアプリカタログを利用する
⑥アプリカタログを解除する デバイスからアプリカタログを解除(アンインストール)します。

3.10.7. アプリカタログを解除(アンインストール)する

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