3. iOSを管理する

3. iOSを管理する

3.11.1. アプリケーション配布の概要

Managed Appsを利用してデバイスを配布するには

Managed Appsを利用してデバイスにアプリケーションをリモート配布する方法や、エンタープライズAppやApp Storeアプリの詳細については、「3.8. Managed Appsでアプリケーションをリモート配布する」を参照してください。

アプリケーション配布機能を使用すると、管理サイトからエンタープライズAppとApp Storeアプリを利用者のデバイスに配布できます。

エンタープライズApp配布にあたっての留意事項

  • エンタープライズAppを作成する場合は、別途Apple社のApple Developer Enterprise Program(旧名称:iOS Developer Enterprise Program)に加入する必要があります。
  • エンタープライズAppをビルドする場合、プロパティリストに、タイトル名とURLを必ず設定してください。タイトル名は任意のものを設定してください。URLは適当なURLを設定してください(管理サイトでアプリケーション配布時にURLの設定内容を書き換えられますが、何も記載されていないと配布できません)。
  • エンタープライズAppの容量(ファイルサイズ)は、1つのアプリケーションにつき、最大20MBまでです。エンタープライズAppは、30個まで登録できます。
  • iOS 10以降のデバイスでApp Storeを禁止している場合、本機能を利用したエンタープライズAppの配布ができません。その場合は、Managed Appsを利用してアプリケーションを配布してください。Managed Appsについては、「3.8. Managed Appsでアプリケーションをリモート配布する」を参照してください。

App Storeアプリ配布にあたっての留意事項

  • App Storeアプリを管理サイトに保存したり、管理サイトから配布したりすることはできません。本機能では、App Storeへのリンクを設定して、デバイスでインストールします。

アプリケーション配布の流れ

アプリケーションを管理サイトに登録し、アプリケーション配布サイトからデバイスにインストールする流れは、以下のとおりです。

(アプリケーションを準備する) 配布するアプリケーション(エンタープライズApp/App Storeアプリ)を準備します。
①アプリケーションを登録し、アプリケーション配布サイトに表示する 準備したアプリケーションを管理サイトに登録し、アプリケーション配布サイトに表示する項目を設定します。

3.11.2. 配布するアプリケーションを登録する

②デバイス側でアプリケーションをインストールする デバイス側でアプリケーション配布サイトにアクセスし、アプリケーションをインストールします。

3.11.3. デバイス側でアプリケーションをインストールする
③登録したアプリケーションを削除する 管理サイトからアプリケーションを削除し、アプリケーション配布サイトから削除します。

3.11.5. 登録したアプリケーションを削除する

TOP