ADE (旧DEP)プロファイルを割り当てる際のADE (旧DEP)デバイス、もしくは、グループに所属するADE (旧DEP)デバイスと通常デバイスに対して、事前に指定した購入済Appのライセンスを割り当てることができます。この機能を「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」といいます。
・ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携によるライセンスの割り当ては、「3.7.3. デバイスにライセンスを割り当てる・無効化する」でのライセンス割り当てと同様の機能です。
・ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を利用する場合も、購入済Appの購入や管理サイトとの同期は別途行う必要があります。「3.7.2. 管理開始前の準備」を参照して実施してください。 ・デバイス登録前にADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を利用する場合は、グループ登録時に使用するCSVファイル内に、シリアル番号(serial)の項目が記載されていることが必須となります。電話番号(tel)の項目のみの指定、あるいは、デバイス名(devicename)の項目の指定でグループ登録を行った場合は、ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携で購入済Appのライセンス割り当てを実行する際にエラーとなりますので、必ずシリアル番号(serial)の項目を指定してください。 ・グループ名の「全体」を選択した場合、ADE (旧DEP)プロファイル割り当てを利用した機能となりますので、ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携の設定登録が完了した時点より後にADE (旧DEP)プロファイル割り当てを行った対象のデバイスに対して有効となります。 ・グループ名の「全体」を選択すると、ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携設定に変更があった場合は、ADE (旧DEP)プロファイルの割り当てし直しを実施しないと、それ以前に割り当てられたライセンスは、「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面のライセンス割り当て結果に反映されません。 ・デバイスにアプリを配布するには、ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携の設定後に、ManagedApps登録画面にて、アプリを登録しておく必要があります。 ・デバイスのアクティベーション直後にアプリを自動配布したい場合は、ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携とは別に、ManagedApps登録画面で、「デバイス登録時アプリ配信」の設定を有効にしておく必要があります。 ・アクティベーション直後ではなく、それ以降にアプリをデバイスに配布したい場合は、デバイス登録完了後に、ManagedApps登録画面もしくはManagedApps登録変更画面の項目「デバイス選択」で、配布先デバイスとして選択して配布を行います。 |
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を設定する
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携で、購入済Appのライセンスを割り当てる設定を行います。
この設定を行う前に、購入済Appトークンの設定が完了している必要があります。
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ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を登録する
1.「アプリ」をクリックし、「iOS」-「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」の順にクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面が表示されます。
2.「登録変更」ボタンをクリックします。
3.「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」の「連携する」を選択し、「詳細の設定はこちら」をクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面が表示されます。
4.「新規登録」ボタンをクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面が表示されます。
5. ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を登録するグループを選択し、「登録変更」ボタンをクリックします。
アプリケーション選択画面が表示されます。
6. 連携したい購入済Appアプリにチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面に戻り、「対象アプリ」に選択したアプリが表示されていることを確認します。
7. 内容を確認し、「OK」ボタンをクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面に戻り、一覧に登録内容が表示されたら、作業は完了です。
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を変更する
1.「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面で、変更したい登録内容にチェックを入れて、「変更」ボタンをクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面が表示されます。
2.「登録変更」ボタンをクリックします。
「アプリケーション選択」画面が表示されます。
3. 連携したい購入済Appにチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面に戻り、「対象アプリ」に選択したアプリが表示されていることを確認します。
4. 内容を確認し、「OK」ボタンをクリックします。
「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」画面に戻り、一覧に登録内容が表示されたら、作業は完了です。
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を削除する
1.「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携一覧」画面で、変更したい登録内容にチェックを入れて、「削除」ボタンをクリックします。
一覧から登録内容が削除されたら、作業は完了です。
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携をグループに設定した際に、購入済Appライセンス割り当てが実行されるタイミングと、対象のデバイスは、以下の通りです。
購入済Appライセンスが割り当てられるタイミング | 対象のデバイス |
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ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を新規登録した時 | グループの新規登録および変更画面の項目「選択方法」で、デバイス一覧から選択、あるいはCSV選択で、CSV項目にserialを設定したデバイス |
グループに対してADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携の設定を変更した時 | |
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を設定済みのグループをグループ管理画面で変更した時 |
ADE (旧DEP)デバイスへのADE (旧DEP)プロファイル配布時に購入済Appライセンスを割り当てるADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携を登録する場合は、「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携一覧」画面でグループ名「全体」にチェックを入れて、「変更」ボタンをクリックし、「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携変更」画面で、連携したい購入済Appアプリを登録してください。この設定は、非ADE (旧DEP)デバイスへは適用されません。 |
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携でライセンスを割り当てる
ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携の設定が完了したら、デバイスにADE (旧DEP)プロファイルを割り当てます。
※この作業は、グループ名の「全体」を選んだときのみ必要な作業です。特定のグループを選択した場合は必要ありません。
「3.4.3. ADE (旧DEP)でプロファイルとデバイス情報を登録・適用する」>「デバイスにADE (旧DEP)プロファイルを割り当てる」 |
「割当デバイス追加」画面では「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」が「連携する」になり、ADE (旧DEP)プロファイルと一緒に購入済Appのライセンスが割り当てられます。
ライセンスの割り当て結果を確認する
ADE (旧DEP)プロファイル割り当てによる、購入済Appのライセンス割り当て結果を確認します。
1.「アプリ」をクリックし、「iOS」-「ADE (旧DEP)/グループ-購入済App連携」の順にクリックします。
「ADE (旧DEP)-購入済App連携」画面が表示されます。
2.「ライセンス割当て結果」で、結果を確認します。
・ライセンス割当て結果に表示されるログの件数は、直近の10件です。
3. 結果詳細を確認したい行の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
CSVファイルがダウンロードされます。
結果詳細のCSVファイルについて
- 結果詳細のCSVファイルは、以下の形式で記載されます。
- 「エラー内容」の行に表示される主なエラーとその対処方法は、以下のとおりです。エラーが発生した場合は、エラーを解消して再度ADE (旧DEP)プロファイルを割り当てるか、手動で購入済Appのライセンス割り当てを行ってください。
エラーコード | エラーの内容 | 対処方法 |
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9602 | No license to associate | 割り当て可能なライセンスがありません。ライセンスの追加購入や、不要なデバイスのライセンス無効化を行ってください。 |
9616 | License already assigned | ライセンスがすでに割り当てられています。別環境での割り当てが行われていないか確認してください。 |
他のMDMと購入済Appトークンを共用している場合、ライセンスの割り当てに成功していないにも関わらず、CSVファイルに「成功」と表示されることがあります。 |