MDM証明書の作成・登録は導入時に必ず行ってください。MDM証明書の登録が完了しないと、デバイスを管理サイトに登録できません。 |
環境設定機能からも同様の設定を行うことが可能です。また、環境設定機能ではウィザード形式で画面の指示に従うことで簡単に環境設定を行うことが可能です。 環境設定機能の詳細については「1.5.2 環境設定(iOS)を行う」を参照してください。 |
取得したCSRファイルを使用して、MDM証明書を作成し、管理サイトに登録します。
MDM証明書を作成する
Apple社のApple Push Certificates PortalのWebサイトでMDM証明書を作成します。MDM証明書の作成には、取得したCSRファイルを使用します。
MDM証明書の作成について
・MDM証明書の作成方法は、予告なくApple社により変更される場合があります。 ・MDM証明書の作成は、Macの場合はSafari、Windowsの場合はGoogle Chromeで正常に動作することを確認済みです。Internet Explorerは使用しないでください。 |
1.「設定」をクリックし、「iOS/Mac証明書登録」をクリックします。
「iOS/Mac証明書登録」画面が表示されます。
2.「Apple Push Certificates Portal」のリンクをクリックします。
Apple Push Certificates PortalのWebサイトが表示されます。
https://identity.apple.com/pushcert/
3.Apple IDとパスワードを入力して、「Sign In」ボタンをクリックします。
4.「Create a Certificate」ボタンをクリックします。
5. MDM Certificate Agreement(利用規約)の内容を確認し、同意する場合はチェックを入れて、「Accept」ボタンをクリックします。
6.「Notes」に登録通知書に記載されているDMコードを入力します。「参照」ボタンをクリックし、取得したCSRファイルを選択して、「Upload」ボタンをクリックします。
CSRファイルをアップロードすると、MDM証明書が作成され、ダウンロードできるようになります。
7.「Download」ボタンをクリックし、MDM証明書をダウンロードします。
・ダウンロードしたファイルは管理サイトに登録するため、わかりやすい場所に保存してください。
MDM証明書の有効期限
作成したMDM証明書の有効期限は作成日から1年間です。
作成したMDM証明書は、有効期限内であればApple Push Certificates PortalのWebサイトで再ダウンロードできます。
MDM証明書の注意事項
作成したMDM証明書は絶対に無効化(Revoke)しないでください。無効化すると、全ての導入作業を最初からやり直す必要があります。 |
MDM証明書の更新
継続してSPPMを利用する場合は、必ずMDM証明書の更新手続きを行ってください。MDM証明書を更新
しないと、SPPMの機能が利用できなくなります。
MDM証明書を更新する際には、MDM証明書の作成時に使用したApple IDが必要になります。
MDM証明書の更新について
・有効期限が近付くと、Apple社から継続確認のメールが送信されます。また、当社からも、管理者の登録メールアドレス宛にメールでご連絡します。 ・MDM証明書の更新は、管理サイトでの作業になります。利用者が使用するデバイスで更新する作業はありません。 |
MDM証明書を登録する
ダウンロードしたMDM証明書を管理サイトに登録します。
1.「設定」をクリックし、「iOS/Mac証明書登録」をクリックします。
「iOS/Mac証明書登録」画面が表示されます。
2.「証明書情報」の「ファイルを選択」をクリックして、ダウンロードした「MDM証明書ファイル」を選択します。
3.「登録」ボタンをクリックします。
「証明書登録が完了しました。」と表示されたら、作業は完了です。