パスワードポリシーでは、管理画面にサインインするためのパスワードの条件を管理者が決めることができます。パスワードの複雑さ(最小桁数や英数字混在)やパスワードの有効期限、ユーザーがパスワードの入力を間違えた際にロックするなどの設定を行います。
パスワードポリシー設定の内容は、ユーザー新規登録やパスワードの設定変更時に適用されます。 |
パスワードポリシー画面の項目説明(項目の(*)は設定必須項目です)
項目 | 説明 | 初期値 |
---|---|---|
パスワードの最小桁数(*) | パスワードの文字数を最小何文字にするかを設定します。(0-999)文字の範囲で設定します。 | 10桁 |
パスワードの複雑さ(*) | パスワード設定時に含まなければならない種類を選択します。
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一般的なパスワードの使用 | よく使われるパスワードを使用しないように制限します。 | 有効 |
パスワードの有効期限 |
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ロックアウト |
指定回数サインイン失敗するとユーザーがサインインできなくなります。
ロックアウトしても指定時間を経過するとサインインできるようになります。
ユーザーアカウントがロックアウトになったことをユーザー宛にメールで通知します。(「【ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント】アカウントがロックされました」という件名で送信されます) |
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「0」を設定した項目については、その項目の設定内容が無効となります。 |
初期設定を変更したい場合は、以下の操作手順を行います。
初期設定の変更
1.「ユーザー」の「セキュリティ」から「パスワードポリシー設定」をクリックします。
2.画面右下の「変更」ボタンをクリックします。
3.設定内容を変更して、「OK」ボタンをクリックします。
パスワードポリシー設定の変更が適用されるタイミング
タイミング | 説明 |
---|---|
新しいユーザー作成時 | 新しいユーザーアカウントが作成される際に適用されます。新しいユーザーは、パスワードを設定する際にポリシーの要件に従う必要があります。 |
ユーザーがパスワードを変更する際 | ユーザーが自分のパスワードを変更する場合、新しいパスワードは最新のパスワードポリシーが適用されます。パスワードポリシーに適合しない場合、ユーザーは新しいパスワードを設定するように求められます。 |
パスワードの有効期限が切れた場合 | パスワードポリシーでパスワードの有効期限が設定されている場合、ユーザーは定期的にパスワードを変更する必要があります。パスワードの有効期限が切れると、ユーザーは次回のサインイン時に新しいパスワードを設定するように求められます。 |
管理者がポリシーを変更した場合 | 管理者がパスワードポリシー設定の内容を変更した時は、新しいユーザーやパスワードの変更時に適用されます。ただし、既存のユーザーアカウントのパスワードには直ちに影響はありません。変更されたポリシーは次回のパスワードの変更時に適用されます。 |
パスワードポリシーの変更がすべてのユーザーに即座に影響するわけではなく、ユーザーがパスワードを変更したり、パスワードの有効期限が切れたりするタイミングで新しいパスワードポリシーが適用されます。 |
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