デバイスのIMEIやシリアル番号を指定することで、MDMの登録を許可するデバイスを指定できます。登録を許可するデバイスを指定すると、それ以外のデバイスからデバイス登録を行っても、デバイス登録できなくなります。
MDMの登録を許可するデバイスを指定できるのは、Admin管理者、およびグループに紐付かないユーザ管理者のみです。 |
・MDMの登録を許可するデバイスは、最大20000件まで登録できます。
・初期設定は「しない」になっています。 |
CSVファイルの作成方法
デバイスのIMEIやシリアル番号を指定するCSVファイルは、以下のフォーマットで作成します。
- 1行に1つのIMEIを記載します。
- 数字の間の空白は半角スペースです。
行 | 項目 | 記載例 |
---|---|---|
1行目 | ヘッダー | IMEI,serial |
2行目以降 (デバイス情報) |
IMEIを指定する場合 | 12 345678901234 5, |
シリアル番号を指定する場合 | ,ABCDE12345 | |
IMEIとシリアル番号の両方を指定する場合 | 12 345678901234 5,ABCDE12345 |
CSVファイルを作成する際の注意事項
・IMEIを持たない場合は、iOSデバイスはシリアル番号、AndroidデバイスはWi-Fi MACアドレスで指定できます。Androidデバイスの場合、MACアドレスは「serial(シリアル番号)」と同じ行に記載してください。 ・シリアル番号は、10,11,12,17桁のみ登録可能です。 ・Android OS 6以降のデバイスはWi-Fi MACアドレスを取得できないため、Wi-Fi MACアドレスを入力しても制御されません。 ・CSVファイルにIMEIとシリアル番号またはMACアドレスの両方を指定した場合は、どちらか一方の情報が一致していれば登録を許可するデバイスとなります。 ・CSVファイルで登録可否をチェックする対象は、CSVファイルの登録後にデバイス登録を行ったデバイスとなります。CSVファイルの登録前にデバイス登録を行ったデバイスは、登録可否のチェック対象外です。 ・CSVファイルの文字コードは、管理サイトで設定されている言語によって異なります。日本語の場合はShift-JIS、英語の場合はUTF-8(BOM無し)を使用してください。これ以外の文字コードを使用した場合は、予期せぬ挙動が発生する可能性がございます。CSVファイルの作成手順は「1.4.3. CSVファイルを作成する」を参照してください。 ・Android OS12以降のWork ProfileもしくはCOPEデバイスの場合は、IMEI情報が取得できないためシリアル番号を指定して登録してください。 |
1.「運用管理」をクリックし、「デバイス登録制御」をクリックします。
「デバイス登録制御」画面が表示されます。
2.「デバイス登録制御」で「する」を選択します。
3.「管理対象デバイスリスト」で「ファイルを選択」ボタンをクリックし、IMEIやシリアル番号を記載したCSVファイルを選択して、「OK」ボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。
4. 内容を確認し、「OK」ボタンをクリックします。
「完了しました。」と表示されたら、作業は完了です。
登録したCSVファイルを更新するには
・「デバイス登録制御」画面で、「登録済みリスト」に登録したCSVファイル名が表示されていることを確認し、「ファイル出力」ボタンをクリックして、任意の場所にCSVファイルを保存します。保存したCSVファイルを編集し、CSVファイルを再度選択して登録します。 ・CSVファイルを更新する場合は、差分ではなく、登録したい全てのIMEIを記載してください。 |
MDMの登録を許可するデバイスを指定した場合の操作ログ
MDMの登録を許可するデバイスを指定すると、それ以外のデバイスからデバイス登録を行った際にデバイス削除のログが出力されます。ログの確認方法については、「6.2.1. 管理サイトで実行された操作ログを確認する」を参照してください。 ・デバイス削除されたデバイスは「AutoDelete」と表示されます。 ・ログインID、氏名は表示されません。 |