シングルサインオン機能有効の場合(スイッチがYes)
※シングルサインオン機能をご利用でない場合、スイッチを【No】にしてください。
デバイスをSPPMで管理するための各種設定作業と、対象デバイスについて管理できる内容は、以下の通りです。詳細は「参照先」を確認してください。
設定作業・管理内容 | 概要 | 参照先 |
---|---|---|
デバイス登録 | デバイスをSPPMで管理できるようにするために、Windowsデバイスはデバイスにエージェントソフトウェアをインストールして設定を行います。MacデバイスはデバイスのSafariでデバイス登録用URLにアクセスしてデバイスを登録します。 | 5.2. デバイスを登録する(Windowsデバイス) |
デバイス情報の管理 | SPPM管理サイトに登録されているデバイスについて、利用者や資産情報、インストールされているソフトウェアなどの情報を確認します。 | 5.4. デバイス情報を確認する |
ポリシーの管理 | デフォルトポリシー、個別ポリシー、セキュリティポリシーを設定して、対象デバイスにポリシーを遵守させます。 本機能はWindowsデバイスのみになります。 |
5.5.デバイスに適用するポリシーを管理する |
外部メディア使用の管理 | 自社内で使用を許可する外部メディアを設定し、外部メディア使用の管理ログを確認します。 本機能はWindowsデバイスのみになります。 |
5.6.外部メディアの使用を管理する |
資産情報の管理 | デバイスやその他機器の資産情報を設定し、管理します。 | 5.7.資産情報を登録・管理する |
ソフトウェアの管理 | 対象デバイスにソフトウェアや証明書をリモート配布・インストールします。 本機能はWidnowsデバイスのみになります。 |
5.8.ソフトウェアをリモート配布・インストールする |
リモートでの管理 | 対象デバイスをリモートでロック・ワイプを行います。 本機能はMacデバイスのみになります。 |
5.10.デバイスをリモートで管理する |
サイバートラスト証明書の管理 | ユーザーにデバイス割り当てを実施した時に証明書が自動発行されデバイスに配布されます。 発行された証明書について、対象デバイスへの配布状況や証明書情報を確認できます。 | 6.4. サイバートラスト証明書を管理する |
PC管理に必要な動作環境
PC管理では、下記の通信ポートを使用します。モバイルゲートウェイ・Wi-Fi・VPNなどの閉域サービス、プロキシ、i-FILTER・ZScaler等によるクラウドプロキシ等を使用している場合は、ネットワーク管理者の方にご相談の上、お客様のネットワーク機器側にて開放または除外設定が必要となります。 また、ご利用にあたってのネットワーク要件は、お客様の環境ごとに異なりますので、ここでは公開しておりません。設定が必要な際は当社までお問い合わせください。通信要件に沿って機器側で設定しない場合、 ・デバイス登録ができない ・デバイスの最新情報が取得できない ・アプリが配れない ・プロファイルが配れない ・リモートワイプ指示ができない など、トラブルが発生する可能性があります。(一部のデバイスのみ該当し、全台では発生しない場合もあります。) |
ネットワーク環境
- 管理対象デバイスは、インターネットを経由してSPPM側に接続できること。
- 管理対象デバイスからSPPM側 (macOSの場合はApple社側も)への通信で以下のポートを開けておくこと。
<Windows>
TCPポート番号: 80(HTTP通信)、443(HTTP SSL 通信)
※VBBSS利用の場合、上記に加えLAN側の下記ポートについても開けておくこと。(LAN側許可はWindowsのみ)
(VBBSSを適切に利用する上では、常時インターネットに適用され、パターンファイル、更新ファイルが適用される必要があります。)
TCPポート番号: 80, 443 (WAN側)
TCPポート番号: 21112, 61116 (LAN側)
UDPポート番号: 61117, 61118, 61119 (LAN側)
<Mac>
TCPポート番号: 80(HTTP通信)、443(HTTP SSL 通信)、5223(APNsサーバ)
TCP/UDPポート番号: 123
<共通>
SPPM側・トレンドマイクロ社側・Apple社側のIPアドレス・FQDN詳細は当社にお問い合わせください。
また、本マニュアル はじめに > 動作環境について > ネットワーク環境をご参照ください。
デバイス
- 以下の情報が管理対象全体で一意であること。
<Windows>
クライアントIDの情報が登録されている場合、クライアントID
クライアントIDの情報が登録されていない場合、コンピュータ名<Mac>
シリアル番号 - コンピュータ名は15文字以内であること。
- OSやCPUメモリなどのスペックが、以下のMDMサービスサイトの「動作確認デバイス」に記載されている条件を満たしていること。(またT2チップ搭載のMacデバイスは、ワイプのご利用ができません。)
PC管理に必要なエージェントソフトウェア
デバイスをSPPMで管理するためには、専用のエージェントソフトウェアをインストールする必要があります。WindowsとMacでインストールするエージェントソフトウェアが異なります。
エージェントソフトウェア | 説明 | 対象OS | ||
---|---|---|---|---|
PC管理エージェント (ISMC) |
デバイス内の情報(インベントリ情報)を収集・送信するソフトウェアです。
|
Windowsのみ | ||
データ消去エージェント (TRUST DELETE) |
遠隔操作で、デバイス内の指定したファイルやフォルダを削除するソフトウェアです。
|
Windowsのみ | ||
ウイルス対策ソフト (VBBSS) |
クラウド型セキュリティサービスです。
|
Windows/Mac |
エージェントソフトウェアをインストールし、設定が完了すると、「デバイス一覧」画面のデバイスのアイコンの横にランプが表示されます。
「デバイス一覧」画面では、Windowsデバイスには「W」のアイコン、Macデバイスには「M」のアイコンが表示されます。 |
ランプ | 説明 |
---|---|
赤色 | VBBSSなどのウイルス対策ソフトがインストールされると表示されます。 |
黄色 | 遠隔消去エージェント(TRUST DELETE)がインストールされ、アクティベーション(SPPMへの登録)が実行されると表示されます。 |
緑色 | PC管理エージェント(ISMC)がインストールされ、ウイルス対策ソフト(VBBSS)または遠隔消去エージェント(TRUST DELETE)がインストールされると表示されます。 |
Windowsデバイスのインベントリ送信について
PC管理エージェントをWindowsデバイスにインストールすると、PC管理エージェントによるインベントリ情報の収集・送信が自動で定期的に行われます。
インベントリ情報が収集・送信されると、デバイス一覧の収集日時が更新されます。前回収集したインベントリ情報から差分がない場合は、デバイス一覧の収集日時は更新されません。
インベントリ送信のタイミング
PC管理エージェントによるインベントリ情報の収集・送信は以下のタイミングで行われます。
【AM9:00前にデバイスを起動した場合】
- 前回のデバイス起動時から24時間経過している場合は、起動時にインベントリ情報を送信
- 前回のデバイス起動時から24時間経過していない場合は、AM9:00にインベントリ情報を送信
【AM9:00後にデバイスを起動した場合】
- 起動時点で収集したインベントリ情報を送信
エージェントソフトウェアのポーリング仕様については、以下の通りです。
- PC管理エージェント(ISMC)は、1時間ごとに管理サーバにアクセスします。ただし自動更新されないため、管理サイトから情報更新を行う必要があります。なお、リモートロック、ロック解除、リモートワイプ、BitLocker 暗号化、BitLocker 暗号化解除については10分ごとに管理サーバにアクセスします。
- データ消去エージェント(TRUST DELETE)は、15分ごとに管理サイトにアクセスします。
- ウイルス対策ソフト(VBBSS)がトレンドマイクロサーバにアクセスする頻度は、用途により異なります。
手動収集と自動収集によって取得されるインベントリ情報
PC管理エージェントによるインベントリ情報の収集・送信は、「デバイス一覧」画面や「デバイス詳細情報」画面での手動収集、管理サイトによる自動収集によって、取得される情報の範囲が異なります。
- 「デバイス一覧」画面の「最新情報に更新」ボタンをクリックすると、インベントリの初回収集時は全情報が取得されますが、2回目以降は前回との差分情報が取得されます。また、管理サーバによる自動収集時も前回との差分情報が取得されます。
- 「デバイス詳細情報」画面の「最新情報に更新」ボタンをクリックすると、デバイスごとに全情報が取得されます。
Windows 10のタブレットモードを利用する場合、PC管理エージェントによる定期的なインベントリ送信は行われますが、手動でのインベントリ送信はできません。 |
シングルサインオン機能無効の場合(スイッチがNo)
※シングルサインオン機能をご利用の場合、スイッチを【Yes】にしてください。
デバイスをSPPMで管理するための各種設定作業と、対象デバイスについて管理できる内容は、以下のとおりです。詳細は「参照先」を確認してください。
設定作業・管理内容 | 概要 | 参照先 |
---|---|---|
デバイス登録 | デバイスをSPPMで管理できるようにするために、Windowsデバイスはデバイスにエージェントソフトウェアをインストールして設定を行います。MacデバイスはデバイスのSafariでデバイス登録用URLにアクセスしてデバイスを登録します。 | 5.2. デバイスを登録する(Windowsデバイス) |
デバイス情報の管理 | SPPM管理サイトに登録されているデバイスについて、利用者や資産情報、インストールされているソフトウェアなどの情報を確認します。 | 5.4. デバイス情報を確認する |
ポリシーの管理 | デフォルトポリシー、個別ポリシー、セキュリティポリシーを設定して、対象デバイスにポリシーを遵守させます。 本機能はWindowsデバイスのみになります。 |
5.5.デバイスに適用するポリシーを管理する |
外部メディア使用の管理 | 自社内で使用を許可する外部メディアを設定し、外部メディア使用の管理ログを確認します。 本機能はWindowsデバイスのみになります。 |
5.6.外部メディアの使用を管理する |
資産情報の管理 | デバイスやその他機器の資産情報を設定し、管理します。 | 5.7.資産情報を登録・管理する |
ソフトウェアの管理 | 対象デバイスにソフトウェアや証明書をリモート配布・インストールします。 本機能はWidnowsデバイスのみになります。 |
5.8.ソフトウェアをリモート配布・インストールする |
リモートでの管理 | 対象デバイスをリモートでロック・ワイプを行います。 本機能はMacデバイスのみになります。 |
5.10.デバイスをリモートで管理する |
サイバートラスト証明書の管理 | 対象デバイスに証明書発行登録を行います。発行した証明書について、対象デバイスへの配布状況や証明書情報を確認できます。 | 6.4. サイバートラスト証明書を管理する |
PC管理に必要な動作環境
PC管理の各機能を利用するには、以下のネットワーク環境とデバイスの要件を満たす必要があります。
ネットワーク環境
- 管理対象デバイスは、インターネットを経由してSPPM管理サイト(以下「管理サイト」という)に接続できること。
- 管理対象デバイスから管理サイトへの通信で以下のポートを開けておくこと。
<Windows>
TCPポート番号: 80(HTTP通信)、443(HTTP SSL 通信)※VBBSS利用の場合、上記に加えLAN側の下記ポートについても開けておくこと。
(VBBSSを適切に利用する上では、常時インターネットに適用され、パターンファイル、更新ファイルが適用される必要があります。)ポート番号 用途 HTTPS ポート番号 443・80 インターネット上の VBBSSサーバと通信を行うために使用されます。
主にセキュリティエージェントからサーバへの接続、パターンファイルのアップデートなどに使用されます。TCP ポート番号 21112 インターネット上のVBBSSサーバと通信を行うために使用されます。
主にポリシーの受け取りや、最新パターンファイルへのアップデート時に使用されます。TCP ポート番号 61116・61117 クライアントPCと同一ネットワーク内のVBBSSエージェントへの通信、インターネット上のVBBSSサーバとの通信に使用されます。
最新のパターンファイルの確認及びダウンロードに使用されます。UDP ポート番号 61119 クライアントPCと同一ネットワーク内でVBBSSをインストールしているクライアントPCとの通信を行うために使用されます。 <Mac>
TCPポート番号: 80(HTTP通信)、443(HTTP SSL 通信)、5223(APNsサーバ)
デバイス
- 以下の情報が管理対象全体で一意であること。
<Windows>
クライアントIDの情報が登録されている場合、クライアントID
クライアントIDの情報が登録されていない場合、コンピュータ名<Mac>
シリアル番号 - コンピュータ名は15文字以内であること。
- OSやCPUメモリなどのスペックが、以下のMDMサービスサイトの「動作確認デバイス」に記載されている条件を満たしていること。(またT2チップ搭載のMacデバイスは、ワイプのご利用ができません。)
PC管理に必要なエージェントソフトウェア
デバイスをSPPMで管理するためには、専用のエージェントソフトウェアをインストールする必要があります。WindowsとMacでインストールするエージェントソフトウェアが異なります。
エージェントソフトウェア | 説明 | 対象OS |
---|---|---|
PC管理エージェント (ISMC) |
デバイス内の情報(インベントリ情報)を収集・送信するソフトウェアです。 | Windowsのみ |
データ消去エージェント (TRUST DELETE) |
遠隔操作で、デバイス内の指定したファイルやフォルダを削除するソフトウェアです。 | Windowsのみ |
ウイルス対策ソフト (VBBSS) |
クラウド型セキュリティーサービスです。 | Windows/Mac |
エージェントソフトウェアをインストールし、設定が完了すると、「デバイス一覧」画面のデバイスのアイコンの横にランプが表示されます。
「デバイス一覧」画面では、Windowsデバイスには「W」のアイコン、Macデバイスには「M」のアイコンが表示されます。 |
ランプ | 説明 |
---|---|
赤色 | VBBSSなどのウイルス対策ソフトがインストールされると表示されます。 |
黄色 | データ消去エージェント(TRUST DELETE)がインストールされ、アクティベーション(SPPMへの登録)が実行されると表示されます。 |
緑色 | PC管理エージェント(ISMC)がインストールされ、ウイルス対策ソフト(VBBSS)またはデータ消去エージェント(TRUST DELETE)がインストールされると表示されます。 |
Windowsデバイスのインベントリ送信について
PC管理エージェントをWindowsデバイスにインストールすると、PC管理エージェントによるインベントリ情報の収集・送信が自動で定期的に行われます。
インベントリ情報が収集・送信されると、デバイス一覧の収集日時が更新されます。前回収集したインベントリ情報から差分がない場合は、デバイス一覧の収集日時は更新されません。
インベントリ送信のタイミング
PC管理エージェントによるインベントリ情報の収集・送信は以下のタイミングで行われます。
【AM9:00前にデバイスを起動した場合】
- 前回のデバイス起動時から24時間経過している場合は、起動時にインベントリ情報を送信
- 前回のデバイス起動時から24時間経過していない場合は、AM9:00にインベントリ情報を送信
【AM9:00後にデバイスを起動した場合】
- 起動時点で収集したインベントリ情報を送信
エージェントソフトウェアのポーリング仕様については、以下のとおりです。
- PC管理エージェント(ISMC)は、1時間ごとに管理サーバにアクセスします。ただし自動更新されないため、管理サイトから情報更新を行う必要があります。なお、リモートロック、ロック解除、リモートワイプ、BitLocker暗号化、BitLocker暗号化解除については10分ごとに管理サーバーにアクセスします。
- データ消去エージェント(TRUST DELETE)は、15分ごとに管理サイトにアクセスします。
- ウイルス対策ソフト(VBBSS)がトレンドマイクロサーバにアクセスする頻度は、用途により異なります。
手動収集と自動収集によって取得されるインベントリ情報
PC管理エージェントによるインベントリ情報の収集・送信は、「デバイス一覧」画面や「デバイス詳細情報」画面での手動収集、管理サイトによる自動収集によって、取得される情報の範囲が異なります。
- 「デバイス一覧」画面の「最新情報に更新」ボタンをクリックすると、インベントリの初回収集時は全情報が取得されますが、2回目以降は前回との差分情報が取得されます。また、管理サーバによる自動収集時も前回との差分情報が取得されます。
- 「デバイス詳細情報」画面の「最新情報に更新」ボタンをクリックすると、デバイスごとに全情報が取得されます。
Windows 10のタブレットモードを利用する場合、PC管理エージェントによる定期的なインベントリ送信は行われますが、手動でのインベントリ送信はできません。 |