5. PCを管理する

5. PCを管理する

5.5.1. ポリシー管理の概要

管理対象デバイスに適用できるポリシーには以下の3種類があります。
各ポリシーの項目を設定することで、ポリシーに違反しているデバイスを管理者が確認できます。ポリシーチェック機能を組み合わせることで、社内のポリシーに準じた運用・管理を行うことが可能です。

項目 説明
デフォルトポリシー DMコード内の全ての管理対象デバイスに共通で適用するポリシーです。デフォルトポリシーとして、以下の項目を設定できます。

・パスワードポリシー設定

・Windows Update自動更新設定

・ソフトウェア起動禁止設定

・外部メディア制御設定

・データ消去設定

・Chromeポリシー設定

・デフォルトポリシーは、Windowsデバイスにのみ適用されます。Macデバイスには適用されません。

5.5.2. デフォルトポリシーを設定する
個別ポリシー デフォルトポリシーの適用を除外したい特定のデバイスに対して、個別に適用するポリシーです。個別ポリシーとして、以下の項目を設定できます。

・パスワードポリシー設定

・Windows Update自動更新設定

・禁止ソフトウェア解除設定

・外部メディア個別設定

・時限消去個別設定

・Chromeポリシー個別設定

5.5.3. 個別ポリシーを設定する
セキュリティポリシー セキュリティポリシーを設定することで、デフォルトポリシーや個別ポリシーに違反しているデバイスを管理者が確認できます。セキュリティポリシーとして、以下の項目を設定できます。

・ウイルス対策ソフト違反

・セキュリティパッチ違反

・禁止ソフトウェア違反

5.5.4. セキュリティポリシーを設定する

デフォルトポリシーの適用タイミング

デフォルトポリシーが管理対象デバイスに適用されるのは、以下のいずれかのタイミングです。

  • デフォルトポリシーを設定後、管理対象デバイスが管理サイトにアクセスしたとき
  • デフォルトポリシーを設定後、手動でデフォルトポリシーを適用したとき
・管理対象デバイスは、1時間ごとに管理サイトにアクセスします。

・手動でデフォルトポリシーを適用する方法については、「5.5.2. デフォルトポリシーを設定する」>「デフォルトポリシーを即時適用する」を参照してください。

セキュリティポリシーの反映タイミング

セキュリティポリシーの設定が反映され、セキュリティポリシーのチェックが行われるのは、以下のタイミングです。

  • セキュリティポリシーを設定後、「デバイス一覧」画面で「最新情報に更新」ボタンをクリックしたとき

セキュリティポリシー違反の表示

セキュリティポリシーのチェックが行われ、セキュリティポリシー違反があった場合は「デバイス一覧」画面や個別設定項目などにポリシー違反のステータスアイコンが表示されます。

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