5. PCを管理する

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5.8.1. ソフトウェア配布機能の概要

デバイスに対して、ソフトウェアや証明書などをリモートで配布・インストールします。
配布できる対象は、以下のとおりです。

  • ソフトウェア
  • ファイル
  • フォルダ
  • 証明書

配布の指定方法には、以下の2つがあります。配布対象によって、利用できる指定方法が異なります。

指定方法 説明
ファイル指定 管理サイトに登録したソフトウェアなどを指定して、対象デバイスに配布する方法です。
パス指定 自社内のサーバに保存したソフトウェアなどを指定して、対象デバイスに配布する方法です。

配布方法

配布対象と指定方法を組み合わせて、以下の7つの配布方法が利用できます。

配布方法 説明
1.ソフトウェアの配布とインストールを行う(ファイル指定) 管理サイトに登録したソフトウェアを、デバイスに配布・インストールします。
2.ソフトウェアの配布とインストールを行う(パス指定) 自社内のサーバなどに保存されているソフトウェアのパスを指定し、デバイスに配布・インストールします。
3.ソフトウェアの配布を行う(ファイル指定) 管理サイトに登録したソフトウェアを、デバイスに配布します。配布先には、デバイスのドライブ名とフォルダ名を指定します。

・ソフトウェアの配布時にインストールは実行されません。

4.ファイルの配布を行う(パス指定) 自社内のサーバなどに保存されているソフトウェアやファイルのパスを指定して、デバイスに配布します。配布先には、デバイスのドライブ名とフォルダ名を指定します。

・ソフトウェアの配布時にインストールは実行されません。

5.フォルダの配布を行う(パス指定) 自社内のサーバなどに保存されているソフトウェアのフォルダを指定して、デバイスに配布します。配布先には、デバイスのドライブ名とフォルダ名を指定します。

・ソフトウェアの配布時にインストールは実行されません。

6.共通(ルートCAなど)証明書のインポートを行う(ファイル指定) 管理サイトに登録した共通証明書を、デバイスに配布・インポートします。
7.個別証明書の一括インポートを行う(ファイル指定) 複数の個別証明書を、デバイスに一括で配布・インポートします。

・複数の個別証明書を1つにまとめて圧縮したZIPファイルと、配布先のコンピュータ名や個別証明書のファイル名とパスワードを記入したCSVファイルを作成する必要があります。

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