8. ユーザーを管理する

8. ユーザーを管理する

8.5.1. ユーザーグループ管理の概要

ユーザーグループ機能とは、登録されているユーザーをグループ(組織等)に分けて管理する際に利用する機能です。
また、シングルサインオン時に利用するアクセスポリシーやSaaSアプリは、作成したグループ単位で割り当てることが可能です。
ユーザーグループには、初期設定でDefaultグループとAdminグループが存在します。各グループの内容は「■作成することのできるユーザーグループ」を参照ください。
ユーザーグループは最大で2,000個まで作成することが可能です。

シングルサインオン(SSO)で連携するGoogle Workspace等の各SaaSサービス(SaaSアプリ)やユーザーの認証時に適用されるアクセスポリシーの割り当てはグループ単位となります。ユーザーは、複数のグループに所属することが可能です。

作成することのできるユーザーグループ

管理者が作成することのできるユーザーグループは以下の3種類となります。このうち、「Adminグループ」と「Defaultグループ」の2つは最初からシステムにて作成済みであり、管理者が削除することはできません。

項目 説明 作成可能数 備考
任意のグループ

(ユーザーがオリジナルで作成したユーザーグループ)

管理者が作成したユーザーグループ(グループ名は最大100文字までとなります。空白は使用できますが、空白のみは設定できません)

・ ユーザーで作成するグループ名はご契約の環境で重複することはできません。

1人のユーザーが複数のグループに割り当てられることは可能です。

 

最大2,000
Adminグループ  

管理者権限を持つユーザーに自動で割り当てられるユーザーグループ

 

1 最初から管理サイトに作成済みとなります。削除することはできません。
Defaultグループ  

ユーザー登録されたすべてのユーザーに自動で割り当てられているグループ

 

1 最初から管理サイトに作成済みとなります。削除することはできません。
ユーザーグループは、階層構造にできません。
デバイスグループとの違い

ユーザーグループと、「デバイス」メニューから「グループ管理」で作成できるデバイスグループとは異なります。ユーザーグループは複数のユーザーをまとめたグループ。デバイスグループは、複数のデバイスをまとめたグループとなります。

役割が異なりますので、デバイスグループユーザーグループの共存は可能です。

「デバイスグループ」については、2.3 グループを管理する を参照ください。

2.3 グループを管理する

 

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